ついにこのZOOM G1onをレビューします。
レビュー遅くなって申し訳ないです。
ポイント込みでかなり激安でした。
ちなみに僕が買った時より値段下がってます。
どうして今回買ったのかはこちらをみてください。
サウンドハウスさんで価格をチェック!
結論からいってこのマルチ、素晴らしすぎます。
もちろんもっと高いカネを出せば、もっとすごいのかもしれませんが、十分です。
ギターをなんやかんやで8年ぐらいのんびり弾いてきた永遠初心者のような僕には、
十分すぎます。
とりあえず、初心者の方にもおすすめです。
この値段でめちゃくちゃ音が作り込める笑
細かい設定ができるということで、
少しややこしいところもありますが、勉強次第で大丈夫でしょう。
使い方の解説動画もつくりました。
Youtubeにアップしているのでこちらからどうぞ。
というか、最終的にはこれぐらいは操れたほうがいいですよ!
ではでは、今回は歪みのレビューしていきますね。
初心者の方にもわかりやすくそれぞれの用語を解説します。
このマルチにはアンプシュミレーターが入っています。
(今回アンシュミのレビューはしませんが、
一応最初のレビューなので、少し触れておきたいと思います。)
僕が前、使っていたZOOM G2.1Nuにも入ってはいたんですが、
数がめちゃくちゃ増えました。
G3というZOOMのG2.1の後継機からアンプシュミレーターを
このG1onに引き継いでいるらしいです。
G3は結構値段します。
直感的な使いやすさを考慮してある。ZOOMの名機G3。
アンプシュミレータとは、実際にある真空管アンプの音を再現したエフェクトです。
例えば、「Deluxe-R」という名前のアンプシュミレーターがあります。
名前からすぐわかっちゃうと思いますが、
Fenderのデラリバのアンプシュミレーターです。
デラリバは大阪の梅田のワタナベさんで一度試奏させてもらったことがあるんですが、
雰囲気すごいんですよねー。
いかにもデラックスなリバーブですし。
にわか真空管アンプオタクには、最高です。
デラリバはサウンドハウスさんの方で見てもまあまあなお値段しますね...
気になる方はチェックしてみてください。
Fender デラリバ。僕はこれの手配線モデルがほしい。
真空管サウンドを完全に再現できているか
うーん、完全に再現はできてません笑というか一万円もしないのに再現できるわけありません。
かなり簡単に説明しますと、
マルチエフェクターとは音をデジタル処理しているんですが、
デジタル処理された音と、
真空管アンプから出てくるアナログの音ではどうしても波形に違いがでます。
この波形の違いが弾いた時の違和感というか不自然さになるんですね。
その波形の違いをどこまで小さくできるかに
メーカーの技術と値段の違いが現れるというような感じです。
厳密性は皆無です。
めっちゃ簡単に言うとそんな感じ。
なんか、高域が変に荒い気がするんですよねー。
KemperというNew Generation
Kemperというマルチエフェクター的なアンプがあるんですが、これもデジタル処理をしているはずなんですが、
真空管アンプと音の違いがわからないと言われています。
Kemperのリンクも一応貼っておきます。
これが新しい時代を作っていくんだと思います...
さて前置きはこの辺にして...
まずは、アンプシュミレーターのレビューです。
といきたいところでしたが、
まだ、アンシュミを使い込めていないので、ちゃんとレビューできそうにありません。
アンシュミは結構難しいです。
というわけで今回は歪みと書きましたが、アンシュミのレビューはまたの機会にまわしたいと思います。
本題、ZOOM G1onの歪みはいかがのものか?
思ってたより、自然な音ですね。
G2.1Nuよりは、はるかにコンパクトっぽい音がする気がするんですが、プラセボなのか...
聞いててマルチの歪みと気づく人はほぼいないと思います。
中になんのエフェクトが入っているかは、こちらをご参照ください。
OD-3のモデリングや
普通の黄色はあんまり好きな色ではないですが、この黄色は好きです。
TSのモデリングは、
やっぱりオーバードライブというとこれですかね?
結構良く出来てるなーと思いました。
普通に使えます。
ただ本物とはちょっと違うなーという感じでした。
弱めに弾くとまろやかな音がコンパクト・エフェクターは、
結構するような気がするんですが、
このマルチでそういうことは、あんまりなかったですね。
G2.1Nuよりはする気がするような....
まあでもかなり細かいところなので気になりません。
クランチトーンにおすすめですね。
RATのモデリングの良さに驚き
さて僕が一番驚いたことですが、それはRATのモデリングです。Squeakという名前のエフェクトがそれです。
なんとも言えんこの物騒な感じが好きです。
僕のRATは、モディファイしてあるので、元のRATの音はよく覚えてないんですけど、
現行のRATの音にかなり近い気がしました。
現行品の方が、ビンテージのRATより低音が出ないイメージなんですが、
荒いというか、
ハムバッカーでも低音域が、飽和しすぎないという感じです。
このモデリングは、現行品に近い感じでしたね。
かなり使いやすい音で、めっちゃ好きでした。
普通にライブで使える音でした。
これは、びっくりしました。
以前使っていたG2.1Nuにも同じRATのモデリングが入っていたんですが、
G1onのほうが、なぜかしっくりきました。
今、急に天から1万円降ってきたとして
RATほんものか、G1onどっちを買うかって聞かれたら、
間違いなく僕はG1on選びますね。
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一応一通りすべての歪みを弾いてみて
15個ぐらい入ってるんですが、そうですね、半分は使えます。
もう半分は僕はちょっとつかえないなーと思いました。
まあ好みの問題も大きいので一概にはなんともいえませんが、
半分使えただけでも結構すごいことですよ。
だいたい歪みのコンパクト買う値段と同じぐらいですからねG1on。
一つ使うときの重要なアドバイスがあります。
エフェクトのパラメータ(GAIN,TONE,LEVEL)を設定するとき、
LEVELをとりあえず20まで落とすことです。
100だと音がでかすぎて、アンプ側が変に歪みます。
どういう初期設定なのかなーと疑問に思うんですが、
一番使いやすい音を鳴らすには、まずLEVELを20まで落として、
GAINに応じて音量を上げることです。
こうすると格段に音がよくなりました。
というかLEVEL20ぐらいで、原音と同じ音量です。
なぜ20で同じ音量なのか全く不明ですが、
うちの環境ですと、LEVEL20でちょうどクリーンと同じ音量です。
これだけは覚えておいてください。
では、次回は空間系のレビューしたいと思います。
では、また。
何やらすごいらしいマルチエフェクターの最上位機種