2016/06/05
エフェクターの原理 バイアス電圧を作って与える。
前回、こちらで信号の中心をバイアス電圧にして、
オペアンプを単電源で動かせるようになったぞーという話をしました。
その前の投稿で、
R3という抵抗がバイアス電圧を与えるための抵抗で、
仕組みは今度説明しますと書きました。
この仕組みを今日は説明します。
なんの話かわからない方はリンク先から前の記事を見てください。
2016/06/04
エフェクターの原理 オペアンプを動かすための準備
今回も入力部の続きです。
前回、こちらでエフェクターに入ってきた0V中心のギターの信号は、
カップリングコンデンサを通して4.5V中心になるという話をしました。
今回はなぜ振幅の中心を変える必要があるのかという話をします。
2016/06/01
エフェクターの原理 入力回路概要とカップリングコンデンサ
エフェクターの回路を作るとき基本的には、ツギハギです。
回路のタンスというのがあって、
引き出しにはそれぞれ名前がふられています。
トーン回路、EQ、増幅回路、電源部、昇圧、クリッピング、バッファ.....
回路を自作するときは、まずはこの引き出しからそれぞれ好きなものを取り出して、
横へ横へとつなげていく
これがエフェクター設計の一番簡単な考え方です。
原理編ではまずこの引き出しの中身を揃えることをしていきたいと思います。
引き出しの中がすべて揃えば、
すべてわかります。
今回は、
基本的に1つのエフェクターには絶対入っている、
振幅の中心を変える回路を中心にインプット部分を説明します。