こちらのレポートは、Vox pathfinder 10をモディファイした時に
オペアンプをコロコロ変えてまとめたものです。
大体はエフェクターでも同じ感じだと思いますが、
とても個人的な意見なので、まあひとつの意見として捉えてください!
ちなみに解像度という言葉を使ってオペアンプの良しあしをよく語るが、
僕のくそ耳は解像度というのを未だに聞きわけれないので、弾いた感覚でメモる。
オーバードライブチャンネルで比べた。
JRC4558dはどうも 好きじゃない。
汚いロックのおいしい音がでない。スムーズすぎる。
どうもこもって聞こえる。
チューブのこもりとは違うくてなんか引っ込んだ感じ。
RC4558の方が荒くて好き。
低価格帯で一番好き。このへんのニュアンスはトーン回路でいじりにくい。
LT1364はスルーレートがバグってるオペアンプ、
クリーンには全くといいほど向かない。百均のスピーカーの音がする。
が、しかし、オーバードライブスイッチをオンにした瞬間化ける。
オーバードライブというか回路的にはディストーションだが、
正直この設定だとlt1364が抜群によい。
これはいいアイデアをみつけた。
このオペアンプを使ってディストーションを作れば、素晴らしいものができそうだ。
よく考えると耐圧を無視していたのかもしれない。
TL072。でましたザ、FET入力。
うーむやっぱり普通のオペアンプとはちょっと質感がちがうなー。ちょっとチューブぽいこもり方をする。
もうちょい高域が暴れて欲しいなー。
AD746とAD712
746は俺が好きなヤツで、712はレクティークのノキナ氏がすきなやつ。712はスムーズで高域もうもれないし、賢い感じがするオペアンプ。
ただ、なんか俺の好きな感じじゃない。
746は712より低域が出るような気がする。
気がするだけ。なぜかこっちの方が好き。なぜだろう。分からない。
多分どっちもFET入力。TL072と同じようなものを共有している。
ひたすら聴き比べ弾き比べた結果。
OPA2604が前段
AD746が後段になった。
やっぱFETで構成されてて単純な中身のopa2604は前段増幅にもってこいや。
このアンプに付いてるオーバードライブの質感はとても好みなので、
なんとかノイズを下げて、
抜けを上げようと思うが抜けにいたってはオペアンプ交換でかなり改善した。
やっぱり面白いよねオペアンプって。
久しぶりにワクワクした日であった。
ではまた。
ユニオンジャック仕様のPathfinder 10