中古で買ったFender Japanのストラトです。
僕はおそらく一生こいつと向き合うことでしょう。
こやつ1985年生まれのストラトなんですが。
僕はこれをストラトと呼んでよいかすごく疑問なのであります。
珍スペックです。
ハードレリックされた真っ黒ストラトです。
下手くそ加減からお分かりのように自分でレリックしました。
もともとはオールブラックのストラトです。
ボディの塗装を剥がしてニトロセルロースラッカーで薄く塗装し
その後、剥がすという作業を素人がやるとこう下手くそになります。
スペックのご紹介
1985年フジゲン製。
ネックの裏も塗装されている完璧なオールブラック。
指板は305R
おそらくアルダー3ピース(年代によってバスウッドもあり)
ヘッドにロックがついてる。
謎のフロイドローズブリッジ。しかし弦の通し方は普通のストラトと同じ。
SSH
22フレット。
2ノブ。TBXコントロール搭載。←僕にはいらないのではずしました。
ジャックがサイド。
このブリッジのオクターブチューニングをあわせるネジを全部揃えるのに4年はかかりました。
この話は別記事で。
Fenderの刻印が入ってます。カタログによれば、BLADE SHOOTERユニットという名前だそうです。
結構使いやすいです。フロイド特有の現交換のめんどくささがないので。
僕はビンテージな風貌が好きでして、このギターの中身はすべて違うパーツです。ナットも牛骨です。
ピックアップは、Vanzandt社のブリッジ側からTru bucker, Blues, True vintageとなっています。
ポットもビンテージ仕様のCTSで配線材ももちろんビンテージ仕様のクロスワイア、
ジャックに繋がる最後の一本はむちゃくちゃ古いブラックエナメル皮膜の線を使ってます。
別に音どうこうじゃなくて気分的にビンテージによせたくてやってるだけです。
ちなみにポット裏の配線がひどく汚いですが、
これはこのあと綺麗にしました。
写真をとるのを忘れてしまったのでこれしかありません。
ハムバッカーはボリュームポットしか通っていません。
こっちの方がハイを損ねないのでいいです。
このTrubuckerというハムは実にSSH用な気がします。いいです最高です。
2ノブのストラトはブリッジミュートしやすくて好きなんです。
このギターはサイドジャックなのでギブソンタイプにしてます。
長いジャックは高い。
よく考えたら、Fender Japanはこのとき、
ビンテージのコピーじゃなくて自分たちのものを作ろう!って言ってこれを作ったのに
僕は改造してビンテージ寄りにしていっている。製作者泣くかもしれないなー。申し訳ない...
でも、むちゃくちゃ改造しているのでその分愛着があるんですよねー。
このギターを一生メインにします。
ではまた。
参考にどうぞ
線材の選び方
似たようなのはあるけど同じスペックのは見たことない。