2016/04/25

VOX Pathfinder 10 MODするときの注意点



誰しも一つは持ってるのではないか

というぐらい有名な練習用小型トランジスタアンプ。

VOX pathfinder 10

私も2台もってます。

そしてこいつ結構いい音するんですよねー。

それに僕はこのオーバードライブチャンネル結構気に入ってます。

巷ではあまり評価良くないですが...

初めて買ったアンプでなんかこう売れない捨てれない。

それで、もっといい音にしてやるぜということで、Mod(改造)してみました。

といってもクリッピングダイオードとオペアンプ変えただけなんですけどね

オペアンプとクリッピングダイオードの変更以外の改造は

推奨しません。できたらやめたほうが良いです。

なんせアンプはエフェクターと違って電圧が高いので。

電源抜いてるからってコンデンサに電気溜まってたりしますので

絶対テスターで電圧はかりながらやってください。



僕は一回真空管アンプを改造してる時感電しました。


死にかけました。

もしかしたらあのとき死んでいて、実は今、

死後の世界にいるんじゃないかとまだ思ってます(笑)

とりあえずオペアンプだけ変えてみるのがおすすめ


ちなみに使っているオペアンプは

前段がOPA2604僕のお気に入りですね、後段がAD746です。

AD746はあまり見慣れないと思います。

日本で売っているのを未だみたことありません。

けっこう好きでエフェクターにも使ったりするのですが、

もしかしたら僕が初めてエフェクターにのっけたかな?

モディファイ時の注意点を書いておきます。


メインの基盤から離れたところに離れ小島的にあるICののった小さな基盤について

磁石の下のやつです。

ちなみにこの磁石はよく聞くフェライトコアと同じ意味合いで、ノイズ対策です。

この下の基盤ですが、

下の写真のようにICがケースにネジ止めされることによって固定されています。


このネジをよく見てください。

プラスチックがかんでいるの分かりますか?

実はこのネジとこのICの銀色の部分は絶縁されています。

すなわち、

ICのこの銀色の部分でケースにアースを落としているのではないということです。

間違えないようにしてください。

ちなみに間違って僕はこのICをぶっ壊しました。

煙がでます。怖いです。

このネジ無くさないようにしてくださいね!

クリッピング変更スイッチを付ける場合の位置について


もともとのチャンネル変更スイッチの上が良さげです。


僕はシリコン非対称とLED緑対象にしてます。

回路図R4とR5の値変更について


ここの2つの抵抗はGAINに関係します。

オペアンプをOPA2604に変えたのはわけがあって、

このオペアンプが僕が知るオペアンプの中でもっとも、

チューブっぽいサウンドをだせます。

ぽいだけで実際聴き比べると全然違います。

それでR4の大きさをいじってクリーンチャンネル使用時に

ちょっとオリジナルよりGAINを上げることで、

若干歪んでるかなーサウンドをうまく調整して

もっとチューブらしさをこのアンプに添加したいなーとおもったことです。

R5はオーバードライブチャンネルの時、ゲインに関係してくるところです。

僕が思うに、オーバードライブチャンネルの時ちょっとGAIN幅が広すぎる。

回路図的にけっこう歪むので、

そこまでGAIN幅とらなくてもいいんじゃないかというので

GAINを若干下げてみるのが良さそうです。

ただ実際やってみてないのでなんともいえません。

抵抗値を変えたことでちょっとローの出方が変わるかもしれません。

どれぐらいかわるだろうわかりません。

オペアンプの選定についてはこちらをご覧あれ

ではまた。

サウンドハウスさんから購入する vox pathfinder 10

サウンドハウスさんで見てみる vox pathfinder 10
スポンサーリンク

この記事をシェアする